神宮球場の座席選びのコツ:外野自由席でまったり観戦

ヤクルトスワローズの本拠地・神宮球場の外野自由席は、座席数が豊富で出入りがしやすいだけでなく、他球場の同条件の座席よりもくつろげると評判です。ファウルポール付近にある座席の一部は、過去に内野席に指定されていたため見晴らしのいい上に、背もたれ付きの座席がそのままになっていますので、のんびり試合観戦できる快適な環境が整っているからです。

外野自由席ってどんな席?

大まかにいうと、神宮球場の正面入口と向かい合って広がる後方一帯から両カーブにかけての座席のことで、料金設定のいちばん安い場所です。小・中学生ならひとり数百円で試合観戦できますし、大人でも2,000円かからないという低料金が人気です。

レフト側とライト側があり、それぞれに対戦球団のファンが分かれるかたちで座りますが、どちらかに強制されるものではありませんので、空いている座席を自由に選んでかまいません。
外野自由席はビギナーでも気軽に立ち寄ることができる敷居の低さが魅力です。特定のチームのファンでないけれど野球が好きという人が最も好む座席ですから、ヤクルトスワローズファンはもちろん、そうでない人も周囲に無理に合わせることなく、自分の応援スタイルでまったり観戦できるでしょう。

外野自由席からの試合観戦の見どころは?

外野からは選手の表情までは見えませんが、グラウンド全体が視界に入るため個々の選手の動きや試合の流れを掴みやすい座席です。とくに、実際に球場に足を運ばなければ見えない角度に立つ野手の動きを見られるのは大きなメリットです。

打者によって球を飛ばしやすい方向が異なりますので、それに合わせて守備の位置を左右に微妙にずらしたり、内野との距離を測ったりする守りの駆け引きを楽しみましょう。試合観戦の花であるホームランも外野席に飛んできますので、現地観戦ならではのスリリングな体験も期待できます。外野自由席は選手との距離が遠いこともあって、一見味気ないようにも感じますが、TV中継で見ることのできない広い視点から野球を眺められることもあって、じつは試合観戦にはもってこいの座席なのです。

仕事帰りに立ち寄りたいビジネスパーソンや、球場の雰囲気をリラックスした気分で堪能したい人、小さな子ども連れの家族観戦にもおすすめの座席です。さらに、ヤクルトスワローズのファンクラブ「Swallows CREW(スワローズクルー)」に有料会員として入会すれば、一般の約3割引きの格安観戦が可能となり大変お得になります。

2015年5月19日 コメントは受け付けていません。 神宮球場